「温泉で卓球」の火付け役【邦画「卓球温泉」】あらすじと見所解説


【「温泉で卓球」を広めた映画】

1998年に公開された邦画「卓球温泉」をご存知でしょうか?

夫からの愛情表現がなく同じ毎日の繰り返しで「まるで牢屋にでも入っているかの様」との思いから家出をした主婦と、自分の非を悔やんで妻を追いかける夫を描いた映画

今回は、映画の影響から「温泉で卓球をする」のが流行し、卓球ブームももたらしたこちらの映画を紹介します。

必見です。

【邦画「卓球温泉」】

 

 

 

 

 

 

◉『卓球温泉』(たっきゅうおんせん)

  • 日本テレビ開局45周年記念作品
  • 公開:1998年
  • ジャンル:邦画・コメディ

出演
・松坂慶子:妻(主人公)
・蟹江敬三:夫
・窪塚洋介:息子

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【あらすじ】

主人公は大きな団地で過ごす一般家庭の専業主婦42歳、おしとやかで控えめな性格、多趣味で生け花や日本舞踊などの花嫁修業も経験している。

夫は口数の少ない頑固な性格の会社員、息子は会話が減った最近の大学生

結婚して20年近く過ぎ、旦那からも息子からも「日ごろの感謝の言葉」なんて一切言われずに毎日家事に追われていた主婦が、「夫も息子も休日には遊びに出て、誰からも感謝されず同じ事の繰り返しで牢屋の中にいる様に感じる日々、、、このまま女としても終わっていくのは嫌」と、ある日突然「家出」をしてしまいます。

家出をして行きつく先は、かつて夫と訪れた竜宮温泉。以前と比べて客足は減り、街は廃れ、試行錯誤して企画イベントを重ねては失敗を繰り返してきた温泉組合ですが、主人公の提案で卓球ラリー大会を開く事になりシンプルに「温泉で卓球をする楽しさ」をアピールすることで集客することになります。

卓球のラリーを続けるには打ちやすい球を相手に送ることが大事で「思いやりの気持ち」が重要であり、それは「家族や夫婦も同じ」ということを再確認させてくれる映画です。

ハッピーエンドです。

【好きな場面】

妻が居なくなり、家の中はめちゃくちゃ。居なくなってから大事な存在に気づく訳なんですが、、、夜、ふとしたきっかけで家出先を察した主人公の夫(蟹江敬三)が、すぐに息子(窪塚洋介)に声をかけて家を出ようとしますが、息子が「父さん、会社はいいのかよ?」と聞きます。

それに対して「俺が居なくても会社は潰れん、だがな、母さんが居ないと家が潰れるんだ」と言うシーンです。

何気ないシーンですが、この名台詞は当時学生だった私の心に深く切り刻まれました。

 

家出先に向かう車内で、妻(母)は、なぜ家出をしたのだろう?と話す父子。そして、お互い最近、妻(母)と会話が少なかったことを思い出し、日ごろ息子とも会話が無く最近の状況も知らなかった事に気付く父親。

似たような状況になっている家庭・夫婦・親子って多いと思います。

是非1度家族で見て頂きたい作品です。

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【映画を見る方法】

①Amazon【Prime Video(プライムビデオ)】

②VideoMarket【ビデオマーケット】

③GYAO!ストア

各種、新規登録・レンタル料(220~500円程)が必要になる場合があります。

【さいごに】

こう言う家庭って多いんだろうなぁって本当思います。

思いやりの気持ちを大事にしていきたいですね。

家族で映画でも見たり、日ごろの疲れを癒しに温泉旅行はいかがでしょうか?

温泉に行ったら、卓球やりたくなりますよ!笑

ブログのブックマークなどしていただけると幸いです。

今後とも宜しくお願い致します。

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